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自由で個別最適な教育VS画一的な教科書のある教育

2024年11月5日

こんにちは。《英語がしゃべれる12歳》育成のなべたようこです。

先日、三連休の最終日は絵本制作イベントでした。イベントと言っても、限定1組、しかも年中受付しているので、イベント感は全くないです。土日祝日のうち受け入れ可能な日にご予約をいただき、親子で1冊、オリジナル英語絵本を作ろう!というものです。パターンプラクティスを使って文章を考えたり(一緒に考えます。)、絵を描いたりして思い出に残る1冊に仕上げます。

今回来てくれたのは、男の子とママで、実は夏休みイベントの時にご予約いただいていたのが、体調不良で来られなくなってしまったところ、今回改めてご予約いただきました。教室には通われていないのですが、イベントには何度か来ていただいており、おうち英語を実践なさっている親子です。お子様にも何度もお会いしているのですが、とても自然に英語発話のできるお子様です。

とても自然に、きれいな発音で、絵本も音読できるので、普段のおうち英語についてもお聞きしたのですが、とても愛情深いご家庭で、お子様の好奇心をうまく育てられているなぁ、素晴らしいなぁと感じました。お子様の特性からして、プログラム的なものをこなすのは難しいから、好奇心を育てて自由に学ばせている感じです。お子様の個性に合わせて子育てされていてとても素敵です。

自由な教育って、多分、いくらでも才能を伸ばすことが可能で、その一方で、協調性が欠けていたり、みんなと同じことが同じように出来なかったり、日本の公教育には合わなかったり。これまでも未就学児さんで、「学校に行って潰されなきゃいいな・・・。」と内心思ってしまうような子も見てきましたが、案外学校に合う子もいれば、やっぱりそうでない子もいて・・・。

型にはめる教育も、実際は悪いばかりではなくて、一定水準に保った教育は出来るし、協調性やチームワークも学べて、教科書通り、大きくはずれない育成ができます。ただし、天才は生まれないし、あくまで枠に収まる、総じて良いけれど最良でもない、枠に収まらない個性の持ち主には辛いだろうな、という。アルゴリズムが働いているせいか、最近やたらと不登校関連のニュースやコラムを目にしますが、枠に収まらない子も増えてきて、そしてそれを必ずしも収めようとしなくてもよい時代になってきている感じはします。

それにしても自由って難しいです。自由にのびのびと学んでいける環境を私もずっと目指していきます。そして海外の教育にも目を向け、個別最適な教育を少しでも日本に還元することを目標にアンテナを貼っていきます。